Scratchは「プログラミング学習をはじめてみよう」と思ったときに真っ先に候補にあがるメジャーなプラットフォームです。
テクてくでも、Scratchを利用してプログラミング学習講座を実施しています。
ただ、なぜScratchなのか、Scratchは何が良いのか、ということをあらためてこちらでお伝えしていきます。
①はじめやすく、理解しやすい
Scratchは↑のように、ブロックを組み合わせてプログラミングしていきます。
そのため、マウスのみの操作でも簡単なプログラムを組んでいくことが可能、小さい子でも取り組みはじめやすいです。
また、1つ1つのブロックが子供でもわかりやすい表現や粒度のものになっており、何が起きるか、どんな意味があるか、理解しやすくなっています。
制作開始画面ではネコがあらかじめ配置してあり、ブロックを押すだけですぐ動作を試すことができるようになっています。
単純に「ブロックでプログラムできるということ」以上の、プログラミングに取り組みやすく、理解しやすい配慮がされた構成がなされているのが魅力です。
②家でも手軽に無料で利用できる
Scratchはパソコンへのインストール等も不要で、誰でもブラウザでサイトを開けばすぐにはじめられます。
また、すべての機能を無料で利用することが出来ます。
テクてくではただ技術を教えるのではなく、子どもたちが自ら楽しいと思い作りたいと思えることを大事に考えています。
そのため、スクール外の時間でも、子どもたちがやりたいと思えば、無料ですぐに取り組むことができる環境は非常に重要と考えています。
③作品を公開して他の人に遊んでもらえる
Scratchで制作したプログラムは「共有」を行うことで、世界中の人に公開し遊んでもらうことができます。
スマホでアクセスもできるので、家族や友人にちょっと見てもらう、なんてことも結構手軽にできちゃいます。
また、共有作品は、メッセージをもらったり、お気に入りしたり、と作品が見られていることがわかったり、ときにフィードバックをもらったり、といったこともあります。
この「自分の作品を世の中に出し反応をもらう」という経験は、大人でもなかなかできない非常に大きな経験です。
また、そういった経験から、モチベーションを高くし、どこまでも創作意欲を燃やし続けるきっかけになったりもします。
④できることが幅広い
Scratchは「低い床(はじめやすく)、高い天井(高度なこともできる)、広い壁(色々なものを作れる)」という思想で元々作られています。
そのため、初学者でもはじめやすい作りになってはいますが、その一方でできることは幅広く、やる気次第で複雑・高度なものも作れてしまいます。
例えば、最近流行の「スイカゲーム」を作ってしまったり、3D表現のあるゲームを作ってしまったり、といった高度な作品例があります。
他にもお絵描きや、音声合成、カメラビデオ利用、ブロック連動など、色々な拡張機能も公式で用意されており、できることの幅も広いです。
またScratchがオープンソースなので、有志の拡張版などで、Scratchの使い勝手そのままに多くのことができる環境もあったりもします。
そういった特徴から、単純にゲーム作りだけじゃなく、幅広い応用も可能ですし、すでに様々な形態で利用されています。
⑤最もメジャーな小学生向けプログラミング環境
Scratchは、小学生向けのプログラミング学習において、もっともメジャーで人気のあるプラットフォームといえます。
メジャーということは、参考書やネットの情報も豊富、プログラミングのイベントやコンテストなどで利用されることも多いです。
小学校のプログラミング教育の題材として活用される例も多いです。
すなわち、学んだ知識を実際に利用して活躍させる場が豊富、ということ。
学んだ知識は使ってこそ伸びていくもの、その機会が豊富なことは学ぶ対象としては重要な要素となりえます。
Scratchのプログラミング教育の魅力のまとめ
このように、Scratchは多くの利点と特徴を持ち、プログラミング教育において非常におすすめできるプラットフォームといえます。
Scratchを取り組む段階では、何よりプログラムの楽しさを感じ、創作活動が楽しいと思えることが大事と考えています。
テクてくでは、Scratchビギナーコース(小学1年生~3年生におすすめ)、Scratchアドバンスコース(小学3年生~6年生におすすめ)といった2種類で講座を実施中です。
Scratchでは楽しむことを第一に、子どもたちとともに楽しみながら制作しています。
ぜひお気軽にお試しください。以上です。
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